北方領土、竹島、浅間山荘事件......。2月にまつわる騒然たる歴史を振り返る。
こんにちは。aikokuken-ryuji🐶です。
2月も半ば、すでに暦では小寒、大寒を過ぎ立春を迎えましたが、まだまだ春の予感とは程遠い寒い日が続きますね(>_<)
インフルエンザも例年にも増して流行姓感冒のような感じで蔓延していて、体調を崩される方々があちこちで見かけられます。
ブログを読んでいただいている皆様も、しっかり体調管理をしていただき、元気に春を迎えられますよう、若輩ながら祈願申し上げます。🙏
さて、今回のブログについてですが、テーマをひとつにしぼらず、2月に起こった主な歴史や行事を振り返りつつ、書いていこうと思います。
2月と言いますと、まず2月3日に『節分👹』があり、11日には『紀元節(建国記念日)』と続き、例年通り各地の神社仏閣や会館などで建國を祝う式典が厳かに執り行われました。
僕は以前は地元、高槻の野見神社にて建國祭の式典に参列させていただいておりましたが、ここ数年は大阪富田林市の美具久留御魂神社(みぐくる みたまじんじゃ)の方に行かせていただいていて、今年もそちらに参加させていただきました。
紀元節の歌 2月11日/ 祝日大祭日唱歌八曲 - YouTube
『紀元節』の歌も唄い、建國の精神に立ち返り、日本への想いがより一層、強まった日になりました。
明治神宮にて石平氏の講演の動画も載せておきます。(2年前のものになりますが、ご了承下さい🙇)
⬇⬇【石平「いま語り継ぎたい日本の心」@建国記念の日 2016 02 11】YouTubeさんから。
石平「いま語り継ぎたい日本の心」@建国記念の日2016 02 11 - YouTube
そして紀元節より4日前の2月7日は、『北方領土の日』、2月22日は『竹島の日』です。
前者はロシア、後者は韓国が元々日本固有の領土にもかかわらず、今現在でも実効支配を続けています。
この領土問題は、今なお解決をみる事なく、ずるずると尾を引き2国の思うがままとなっているのが現状です。
領有権を争う上での国家間の問題 と言うと、まったくの語弊で主旨が伴わないばかりか、この二つの問題の本質は、元々日本固有の領土である北方四島と竹島にロシアと韓国が敷かれている国際法を無視し、土足で断りもなく上がり込んでいる、そして臆面も無く何の躊躇いも見せず、「この領土は、我が国の物だ」と堂々と主張している事に問題があるわけです。
勿論、我々国民は北方四島、竹島を他国に献上したおぼえはまったくありません!!
一日でも早く、この二つの領土問題を政府に解決していただきたいと思うと同時に、憲法9条を破棄=改憲し、自衛隊による武力行使をもって奪還するしか手はないんじゃないか... そのように危惧しています。
つまり、ロシアも韓国も過去に遡って自国が一体どんな仕打ちを日本にしたのか。
どんな卑怯な手を使って、日本の正当な領土権益を不法に奪ったのかを、今になって省みる姿勢を表さなければ、日本側は憲法改憲の暁に武力行使をもって島を奪還するしか術はないというわけです。
韓国に至っては、慰安婦強制連行や、朝鮮人虐殺などありもしない捏造した歴史をもって日本をヘイトし続けるのならば、竹島を「独島(ドクト)」と呼び、ウリナラの島であると主張する確かな根拠を国際的に打ち出す必要があります。
自分たちがやられた事は大っぴらに風呂敷を広げ問題にしても、自分たちのやった悪行に関してはひたすら覆い隠す、また、無かった事にして不問とするのはいかがなものか。
大東亜戦争当時、力無き者は力ある者にひれ伏すのが常識として罷り通り、力が全ての時代であったのは否定しません。
でも、北方領土、竹島は日本固有の領土として古くから定められている事実です。
しかも戦後70年を経て、現代の国際情勢も様変わりし、力だけで一国が世界を牛耳る事が公にできない時代となった今、北方四島、竹島は他国の侵略行為から解放されるべきであると思います。
常識的価値観、倫理的国際法が戦争当時の力と権力にとってかわり、世界のトップリーダーを決める肩書きとされるのなら、北方領土、竹島は近い将来必ず再び我が国の領土となる事でしょう。
⬇⬇【ロシアが樺太や北方領土を重要視している本当の理由とは? CGS佐藤守 日本の軍事 第3回】YouTubeさんから。
ロシアが樺太や北方領土を重要視している本当の理由とは?【CGS佐藤守 日本の軍事 第3回】 - YouTube
⬇⬇【青山繁晴 韓国留学生が竹島問題への質問に青山繁晴が大論破! 神回答連発! 韓国愛国者よ聞き入れろ!】YouTubeさんから。
青山繁晴【韓国留学生が竹島問題への質問に青山繁晴が大論破! 神回答連発! 韓国愛国者よ聞き入れろ! 】 - YouTube
この2月7日、2月22日をそれぞれ『北方領土の日』『竹島の日』と認識し北方領土、竹島の領土問題に少しでも関心を持っていただきたく思います。🙏
さて、それでは最後に、2月を締め括る忘れてはならない歴史に残る事件について書かせていただきます。
それは......
あさま山荘事件または浅間山荘事件(あさまさんそうじけん)は、1972年2月19日から2月28日にかけて、長野県北佐久郡軽井沢町にある河合楽器の保養所「浅間山荘」において連合赤軍が人質をとって立てこもった事件で、実に9日間という長時間の籠城の果てに、警視庁機動隊と長野県警機動隊が合同で編成された決死隊の突入により犯人である連合赤軍5人は検挙され、人質にとられていた管理人の妻は無事に救出されました。
⬇⬇【浅間山荘事件から45年。視聴率90%、日本中が息をのんだ瞬間 (画像集)】HUFFPOSTさんから。
浅間山荘事件から45年。視聴率90%、日本中が息をのんだ瞬間(画像集)
この事件については、日本史上類を見ない大犯罪として多くの人々が事件の経過を見つめ、その間自動車事故や犯罪率などが大幅に減少したと言われます。
それだけ日本中の注目を集めていたというわけですが、ただ浅間山荘で起こった籠城事件だけを語るには乏しく、その前後に関連する事件を時系列で追っていくと、非常に込み入った事になるのですね。
たとえば、連合赤軍は初期の赤軍派から分裂して、別組織である京浜安保闘争と赤軍派の残党が合流して連合赤軍となったとか、河合楽器保養所に辿り着くまでに様々な地に潜伏を繰り返し、そこで行われた血も凍る同志たちの『総括』(のちほど書きます)と称する凄惨なリンチの果ての逃避行とか、浅間山荘事件後の犯人たちの行方とか、本当にいろいろな事が錯綜していて全部理解するのが困難です。💦
しかし、佐々敦行警備局付を筆頭とした警視庁・警察庁指揮幕僚団と長野県警が、双方の間で誤解や軋轢があったにせよ、紆余曲折を経て共に力を合わせ、世の中を震撼させた連合赤軍による前代未聞の事件を鎮圧し、人質を生きたまま救い出せた事に最大の意味があると思います。
実際、9日間にわたる浅間山荘警備に携わった機動隊員も今まで経験した事のなかった寒さと疲労に直面し、殉職者2名、負傷者26名を出しました。
しかし、それでも隊員たちの士気は怯むこと無く、人質が生きている事だけを信じて果敢に無言で発砲を続ける連合赤軍に対して挑んでいったのです。
そんな中、この事件で一躍知名度があがった商品があるのをご存知でしょうか?
そう、当時新発売されたばかりの、カップヌードルです。
警察官や機動隊員には、お弁当が支給されたのですが、あまりの寒さにカチンカチンにかたまって歯が立たず、カップヌードルを食したところ隊員たちに大人気❗
事件の模様をテレビを通じて見ていた国民の間でたちまち知名度を広めたというわけです。
そういうトリビアもあったりで、浅間山荘が何故日本史上最も忘れ得ぬ、歴史に残る事件だったかはうかがい知れると思います。
⬇⬇【あさま山荘事件,犯人の現在は? 犠牲者は民間人含む3人の死者と27名の負傷者】LIFES! さんから。
あさま山荘事件,犯人の現在は?犠牲者は民間人含む3人の死者と27名の負傷者
そして事態は終局を迎え、浅間山荘に立て籠っていた犯人の連合赤軍兵士を逮捕したのですが、後に事情聴取を行ったところ、なんと以前に仲間同士で殺し合いをし、その遺体を土に埋めたと供述したことから明らかになった、自称・革命の英雄たちの凄惨なリンチ殺人、世にいう『山岳ベース事件』。
(※下の二枚は、閲覧注意画像です😣)
⬆⬆山岳ベース事件でリンチ殺人にあった、12名の犠牲者。
上画像の、森恒夫と永田洋子の二人が主犯格となって同志に『総括』を求め、具体的な総括ができなかった者に対し粛清(殺害)するよう指示。
結果、12人もの命を、まるで虫けらのように奪ったのです。
はじめてこの事実を知った時、これが人間のする事なのか!? いや、できるはずがない!! こいつらは鬼畜で異常なケダモノだ!!💢💢💢💢
と、憤慨と悲しみが混ざりあったような気持ちになりました。
しかし、当の本人たちはもうすでに死亡しており(森=獄中にて縊死 / 永田=獄中にて脳腫瘍により死亡)、この事件すら風化されつつあります。
ですが、この浅間山荘事件を何かの拍子で思い出した方は、あわせて山岳ベース事件についても同じように思い出して、無慈悲な独裁体制の中で理不尽に殺害された12名の命に哀悼を捧げ、二度とこのような陰惨な事件が起こらぬよう祈ることが大事ではないでしょうか......。
学生運動から端を発し、中核派、革マル派、そして赤軍派といった過激な集団を生み出し、様々な事件を起こし日本を、世界を恐怖のどん底に突き落とした国民の敵を、時代の波は遺物としてふたたび現世に、来世に産み落とす事のないように......。
⬇⬇【佐々敦行のあの事件は何だったのか?「あさま山荘事件 序章」初代内閣安全保障室長 佐々敦行氏 超人大陸】YouTubeさんから。
佐々淳行のあの事件は何だったのか? 「あさま山荘事件 序章」 初代内閣安全保障室長 佐々淳行氏 - YouTube
⬇⬇【閲覧注意 11人が壮絶なリンチの末絶命! 『山岳ベース事件』】YouTubeさんから。
【閲覧注意】11名が壮絶なリンチの末絶命!連合の女闘士永田広子!『山岳ベース事件』 【凶悪事件】 - YouTube
上記にあげさせていただいた、山岳ベース事件の動画の中で、粛清(殺害)された12名の方々の顔写真のバックに流れているアンドレ・カンドレ(井上陽水)の歌う『人生が二度あれば』の歌詞を聴くと、涙が出てきました。
犠牲となったのは、いずれもまだ若く、将来を嘱望され、人生始まったばかりの方々ばかりでした。
それなのに、革命戦士だの共産主義思想だのなんだのに惑わされ、しかもそんな理想郷を求めた彼らに因縁をつけ気に喰わない、それだけの理由で無惨に殺害されたのは一体何故なのでしょうか。
あまりにも理不尽すぎる若者たちの死。
彼らを産み、苦労して育ててきたご両親の胸中は、張り裂けんばかりの悲しみと悔しさが溢れ、それを思うと『人生が二度あれば』の歌詞と重なって、何とも言えない口惜しい気持ちになります。
何の為に、我が子をここまで育ててきたのか!?
こんな人生の結末を迎えさせる為に大きな愛をもって育ててきたのでは決して無いはずです。😢
山岳ベース事件で殺害された若者たちを思い、『人生が二度あれば』を一度聴いてみて下さい。
⬇⬇【井上陽水/人生が二度あれば (1972年)】YouTubeさんから。
井上陽水/人生が二度あれば (1972年) - YouTube
この浅間山荘事件は、その後何度も映像化されていますが、ここでは二つの作品を挙げておきます。
前者は警察側の視点、後者は連合赤軍側の視点から描かれています。
僕としては、前者のDVDを観る時いつも音声を佐々敦行氏の音声解説付きで観ています。
事件の経過などが映像と共に綴られていくので、わかりやすいです。
浅間山荘事件、山岳ベース事件を知る上で重要な資料となると思うので是非、観てみて下さいね。
浅間山荘事件の警備で、連合赤軍の凶弾を受け、殉職した特科車輛隊の隊長・高見繁光警部(二階級特進・警視正)と内田尚孝警視(二階級特進・警視長)のお二人、そして山岳ベース事件で粛清(殺害)された12名の犠牲者に、哀悼の異を捧げます。😢
少し、長くなってしまいましたが、今回はこの辺で終わらせていただきます。
拙い文章のブログをいつも最後まで読んで下さり、ありがとうございました。🙇
@2678/ 2/ 24/ 草稿