aikokuken-ryuji 日々の草稿

日々aikoku=愛国.音楽大好きな犬=ken@10年20年もっと後の日本に世界に平穏あれ。

『新嘗祭』と天照大神☀✨ 継承していきたい日本人の姿勢

こんばんは。aikokuken-ryuji🐶です。

世は立冬を迎え、本格的に寒くなってきましたね。

まさに冬の到来......❄  町中でも、厚手の装いにブーツやマフラー着用の人も、ちらほら見かけるようになりました。

皆様、風邪など召されませんように、お体ご自愛下さいませ。m(_ _)m
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さて、今回のテーマですが、ひとつ日本古来の歴史に立ち戻ってみまして、そこから日本人として継承していかねばならない姿勢について書いていきたいと思います。

 

 

ここで皆様に質問です👀

来る11月23日は何の日かご存知ですか❔

そう!  『勤労感謝の日』✨✨  祝日ですよねー㊗🎌

国民の祝日に関する法律祝日法、昭和23年7月20日法律第178号)第2条によれば、「勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」ことを趣旨とし、1948年(昭和23年)に公布・施行された同法により祝日として制定されたのに始まります。

しかし、もっと古くから、勤労感謝の日の基盤となる祭事が存在したのはご存知でしょうか。

農業国家である日本は、古くから神々に五穀の収穫を祝う風習があり、また、その年の収穫物は国家としてもそれからの一年を養う大切な蓄えとなることから、収穫物に感謝する大事な行事として飛鳥時代皇極天皇の時代に始まった新嘗祭(にいなめさい、又はしんじょうさい)の日が第二次世界大戦後のGHQの占領政策によって天皇行事・国事行為から切り離される形で改められたものが「勤労感謝の日」なのです。

テレビや新聞などで、秋頃に天皇陛下自ら稲を刈り取られるお姿を拝見されると思いますが、まさにその収穫されたお稲が、伊勢神宮神嘗祭に奉納されるほか、11月23日の新嘗祭などの宮中祭祀(さいし)にも使われるのですね。

 

⬇⬇【陛下  恒例のお稲刈り】産経ニュースさんから。


陛下、恒例のお稲刈り - 産経ニュース

 

では、天皇陛下が刈り取られたお稲、お米はどういった使われ方をするのでしょうか。

それは、伊勢神宮に祀られている、皇室の皇祖である天照大神様に捧げられ、国の繁栄と平和・安泰をお祈りされる為のものです。

神様やご先祖様にお供え物をして、手を合わせる......皇室でなくとも、ごく普通の一般家庭でも広く行われている、これこそ日本古来より伝わる伝統ですね。(*^^*)

とは言うものの、戦後日本は高度成長期を成し遂げ、物質面で豊かになった分、精神面を大事にするのを疎かにし、スピリチュアルな部分に重きをおかなくなってしまった事もあり、核家族化、先人やご先祖様に感謝する、手を合わせる、それまで日本人として当たり前の行為だったそれらが次第に現代人の心から無くなっていったように思います。

これは非常に悲しい事です。😢

せっかく現代まで脈々と血を受け継いでこられたご先祖様あってこその自分達......にも拘わらず、恩を忘れ義理を感じずそっぽを向かれてしまっては、ご先祖様や先人の方々にとっては、遣りきれない気持ちでいっぱいになってしまうものと思われます。

規律、風習、伝統、文化、それらが外国から入ってきた横文字、欧州文化、流行にとって変わられ、影を潜めてしまったところに、我々日本人が根底に持つ『心』が腐敗し、行き止まりになったのがそもそもの過ちだと思います。

現代日本に於けるラジカル、ヒューマニティ、フェミニズム、リベラル、を思想信条とする人たちは、日本古来の伝統を封建的、泥臭い、土着観念などと否定しますが、まったく違うと思います。

むしろ、伝統文化を重視し受け継いでいくことの方が、より日本人として自然的で、あるがままの姿勢だと思いませんか❔

 

なんだか、まとめみたいな感じで書いてしまいましたが、まだまだ続きます(笑)

 

さて、上記で書いた『新嘗祭』についてですが、歴史では飛鳥時代に始まったとありますが、『日本書紀』や『古事記』などの神話では新嘗祭にまつわる、このような話が残されています。
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それは『天孫降臨』です。

日本書紀』『古事記』など神話に詳しい方は、ご存知の事と思います。

天照大神が、須佐之男(すさのお)様の乱暴を目にし、天の岩屋戸に入ってしまい、世界は真っ暗闇になってしまいましたが、八百万の神々の神楽の賑やかさに、天照大神が外を覗き見た瞬間、天の岩屋戸が開かれ、世界がふたたび光り輝く国に戻ったという、『天の岩屋戸』に次ぐ有名なお話です。

その『天孫降臨』ですが、概要だけお話しすると、

 

【遠い昔、天照大神の孫であるホノニニギノミコトは、神々をお供に連れて "三種の神器" とともに天上から降ってまいりました。

ホノニニギノミコトと神々は筑紫の日向の高千穂峰に降り立ち、ニニギは山の神であるオオヤマツミノカミの娘、コノハナノサクヤビメと結婚し、コノハナノサクヤビメは、一夜の契りで身ごもった。

しかし、ニニギに我が子であるのかと疑われたため、その疑いを晴らそうとコノハナノサクヤビメは炎の中で出産をした】

 

これが、いわゆる『天孫降臨』にまつわる話ですが、この神話と新嘗祭には、どういった関係が隠されているのでしょうか。

その答えは、神話のいたるところにキーワードがあります。

ひとつは、ホノニニギノミコトが神々と地上に降る際に祖母の天照大神が、稲穂を与え、「これでみんなのお米を作りなさい」と教えたのだそうです。これがひとつ。

そして、ホノニニギノミコトが降り立った『高千穂』は、収穫祭の祭場に高々と積み上げた稲穂を意味する地名で、稲の最初の伝来地も、高千穂(北は宮崎県高千穂町、南は宮崎県と鹿児島県にまたがる霧島連山高千穂峰)九州であるとされています。

また、ホノニニギノミコトの名称ですが、「ホ」とは稲穂の「穂」、「ニニギ」とは「賑やか」という意味があり、天地が賑わいに溢れ、稲穂が豊かに実る  というものだそうです。

すなわち、日本の稲作伝来とその文化の波及を生んだのが、ホノニニギノミコトによる『天孫降臨』がルーツにあったのですね。


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日本という国を形作ってきた、日本の神話は2600有余年の歳月を経て、いつまでも国民の目に色褪せぬ輝きを放つものとして、永遠に語り継がれなければならないものです。

これを機会に、僕も少し勉強してみようかな?と思いました(*^O^*)

 

国民の神話  日本人の源流を訪ねて

国民の神話 日本人の源流を訪ねて

 

よろしければ、ご一読下さい。m(_ _)m

 

 

ここまで『新嘗祭』と、それにまつわる神話について話してまいりましたが、それにあやかって最後にもうひとつだけ......☝(久々の橘右京 登場ww)

ご飯をいただく際に、欧米・欧州スタイルのライスにスプーンを使うのではなく、我々日本人(一部アジア諸国も含む)は、必ず箸を使いますよね。

その箸の使い方について付け加えて書かせていただきます。🙏


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掲載した画像にもありますように、箸の使い方のマナーなどが、昨今若い親が知らないで子供にちゃんと教えていないところが、多少見受けられます。

その一例が「迷い箸」や「刺し箸」「ねぶり箸」「寄せ箸」などです。

ほんのささいな事ですが、これらは家庭の中ではさして恥ずかしくないかもしれませんが、外食などの時には注意せねばならないものですね💧

よく、子供の頃、人に箸を向けて指差すようにしたり、ご飯に箸を立てて挿したりすると、親から怒られていました。😝💦

ひとつひとつ、詳しくは書きませんが、生意気ながら加えさせていただきました。

若輩者が生意気言って、すみません❗😣💦

ひとつの話のネタとして、箸のマナーについて受け取っていただければ幸いです。(^^;)

 

今回も、拙い文章でしたが、最後までお読みいただき、ありがとうございました🙇

感謝申し上げます。

食べられる事の幸せ、神様やご先祖様、先人の方々に感謝して、日々ご飯をいただきましょう。(⌒‐⌒)🍚✨   すめらぎ、弥栄🎌🎌

 

     

                     @2677/ 11/ 14/ 草稿